『ホット トップ』は僕の要求をほぼ満たしてくれそうです。あとは不要なクライミングギアを排除してこの中へすべて収めてしまうのが僕の挑戦です。かといって必要なものを500キロも離れたうちの倉庫に置き去りにするのは避けたいものですね。
1.テューフェルベルガー タキオン 18m
(アクセス、レスキューライン)
2.テューフェルベルガー シリウス500 20m × 2
(TRT用ロープ)
3.ドナヒー クーガーブルー 3m
ART 「ポジショナー2」
DMM 「オーバルカラビナ」
DMM 「シャドウカラビナ」
(ワークポジショニングランヤード)
4.テューフェルベルガー ツリーモーション S.ライト
(ワークポジショニングハーネス)
5.DMM「キャプテン」
(トラバースフック)
6.テューフェルベルガー 「マルチスリング」
DMM「デュロロックカラビナ ボア」
(DdRTアンカー)
7.エーデルワイス 9mm 20m
トランゴ 「シンチ」
DMM「オーバルカラビナ」
(トラバースライン.ダブルクロッチシステム)
8.ミステリーランチバッグ
(ハーネスパウチ)
(1)ブラックダイアモンド 80cm ダイニーマスリング
(多用途)
(2)DMM「デュロロックカラビナ」
(多用途)
(3)ペツル「シャント」
(ロープロケット)
(4)バンテージ「ブラッドストッパー」
(ファーストエイド)
(5)スパイデルコ ナイフ
(多用途)
9.シリウス500 5m
アンカーリング 34mm
(トランクアンカー)
10.ブリコ サングラス
(防護グラス)
11.リギングリングスリング 4m
(リギングアンカー)
12.蜂救急キット
(ファーストエイド)
13.ブレイクアウェイチェーンソーランヤード
14.プラグレンチ
15.目立てグリップ
16.平ヤスリ
17.丸ヤスリ
(チェーンソー工具)
18.シルキー「ツルギ」 ハンドソー
19.ビニールテープ
(ロープ末端処理)
20.ソニー 「ビデオモニター」
(記録用)
21.ピープス「ファーストエイドバッグ」
22.ソニー「ビデオカメラ」
(記録用)
23.ジョビー「ゴリラポッド」
(1)バンテージ「ブラッドストッパー」
(2)目薬
(3)サバイバルシート
(4)固定パッド「サムスプリント」
(5)ピンセット
(ファーストエイド)
No28. パッキングシステム
それぞれのクライマーが現場に持って行く必須アイテムとして何を選んでいるか、ということにずっと興味を持っていました。
今回ははそれらの道具をみんなどうやってパッキングしているか、ということに注目してみました。
僕が確信するに、皆さんは現場の様々な状況に備えて自分の車に道具を満載していると思います。
僕の場合はこのところ長距離を移動する仕事が増え、自分の車だけでなく相乗り等他の様々な移動手段を使うようにになってきたため、クライミングギア、チェーンソー及びメンテナンス工具、ファーストエイドキットといったアイテムを
それぞれまとめて収納できるバッグの方が運びやすく道具もなくしにくいと感じるようになりました。
今までブラックダイアモンド「スタビー」、最近ではトイフェルバーガーの50リットル「ロープバケット」
といった『かご』スタイルの荷物入れを使ってきました。
「スタビー」はロッククライミングに使われる運搬バッグで、垂直運搬と吊り下げが出来るようにデザインされていて、肩と腰のベルトのおかげで日々のツリーワークに快適に使用してきました。
「ロープバケット」はユニークな収納方法を備えたまさに使いやすい『かご』と言えますが、ただこの使いやすさが長距離移動の時には裏目に出ます。道具をたくさん入れ過ぎて、重くなってしまいがちなのです。
2つとも長いロープを収納するには優れているのですが・・・
コンパクトなパッキングになるに従い『かご』スタイルでは大きすぎると感じるようになってきました。
そしてミステリーランチの『ワイルドファイヤー ホットトップ』に出会ったとき、これならパッキングシステムを変えることが出来ると思いました。『ホットトップ』は森林火災の消防用に作られた独創的なデザインを持っています。
収納部分が仕切られていること、人間工学に基づきどんな体型にも合わせられる背負いシステム、
連続16時間もの作業をより快適に過ごし、同時に現場毎に必要な道具を収納をするのが狙いです。
Danboku さんのパッキングシステム
https://vimeo.com/180130431
Takayanagi さんのパッキングシステム
https://vimeo.com/194651056